テレワークに便利なパソコンスタンドとは?

新型コロナウイルスの影響でテレワークに切り替わった方も多いと思います。テレワーク環境では、慣れない環境での作業にストレスを抱えたり姿勢が悪くなったり集中力が欠落したりしてしまう方も少なくありません。
今回は、そんなテレワーク環境特有の悩みを抱えている方におすすめしたい便利ツールについてご紹介していきましょう。
パソコンスタンドとは
パソコンスタンドとは、ノートパソコンを設置するための土台のような役割を果たすもので、設置することで微妙な高さを調整したり、ノートパソコンの角度を変えたりすることができるツールです。
パソコンスタンドの効能とは
パソコンスタンドを利用することによるメリットは、ノートパソコンのデメリットの補完です。具体的にはどのようなものがあるのか、以下でチェックしていきましょう。
タイピングがしやすくなる
デスクトップPCのキーボードの多くには、やや角度を高くするための機能があると思います。しかし、ノートパソコンはその構造上タイピングする時に平になってしまうため、力学上タイピングするために適切な姿勢にならなくなってしまうのです。
タイピングに適した姿勢の一つのポイントとして、肘の角度を90度以上に保つというものがありますが、キーボードが平だとこの施設を保つことは難しいのです。つまり、キーボードの角度を上げることで、正しい姿勢を保つことができ、集中力も上がり、疲れにくくなるのです。
視線が上がって姿勢がよくなる
特に近視や老眼によって視力が下がっている人はどうしてもディスプレイに顔を近づけてしまいがちです。ノートPCはデスクトップのPCほど高さもないですし、画面も大きくないですから普通に作業しているとどうしても猫背になってしまう傾向にあるのです。
これをパソコンスタンドによって緩和することが可能です。パソコンスタンドは人間工学に基づいて正しい姿勢をキープできるように設計されておりますので、自然と長時間座っていても体に負担をかけない姿勢を維持できます。
パソコンの寿命や動作が安定する
ノートパソコンは構造上机に対して密着するものが多いですが、実はこれはパソコンにとってはよくない環境なのです。――というのも、パソコンは動かしている間どうしても内部に熱が溜まってしまいます。デスクトップPCにもファンがついていることは多くの方がご存知だと思います。
この熱はパソコンのさまざまな不調の原因になり、熱を溜め込んだまま使用を続けていると著しくパフォーマンスが低下したり、寿命が短くなったりすることもあります。パソコンデスクを活用すれば、放熱効果も期待することが可能なので、結果的にパソコンの寿命の改善や動作の安定に寄与します。
パソコンスタンドを活用すべき理由
パソコンスタンドは上記のような理由からノートパソコンで作業をするなら是非活用したいアイテムですが、もう少し具体的になぜ活用すべきなのかということについて解説していきます。
姿勢の悪さはパフォーマンスに影響する
まず一つは姿勢が悪い状態だと脳に血が運ばれにくくなり、集中力が低下してしまうということです。つまり姿勢が悪くなれば作業効率は落ちてしまうのです。
皆さんの自宅にあるパソコンのデスクや椅子は、おそらくオフィス用品ではないと思いますが、オフィス用品というのは実は集中力を向上させるために、よい姿勢を保てるように設計されています。このためオフィスで作業している時には気にしていなかった姿勢も、在宅ワークを行う場合には気をつけなければならないのです。
テレワークは少しでもストレスを軽減することが重要
テレワークはまだまだ始まったばかりの働き方です。このため事例も少なく、企業側もテレワークを実施している労働者をどのように管理すればよいかということがわかっていません。健康管理・ストレス管理・コミュニケーションの方法…様々なことが手探り状態であり、この状態では企業に労働管理を期待することはできないのです。
だからこそテレワークを実施する人たちが自ら積極的に健康管理やストレスのコントロールを行う必要があります。最近では「テレワークうつ」なんて言葉も出てきているくらいですから、こういったアイテムを使って快適な作業環境を構築し、ストレスを軽減することが重要なのです。
まとめ
今回は、テレワーク環境で働く人達におすすめしたいパソコンスタンドについてご紹介してきました。パソコンスタンドは持ち運びも容易であるため、自宅だけでなくカフェのような場所でも使うことができますし、金額も数千円でお手軽に利用ができるものです。パソコンスタンドの購入に迷われている方も、健康への投資だと思って利用してみてはいかがでしょうか?
この記事へのコメントはありません。