今さら聞けない!IP電話の仕組みとは?

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すでに導入している企業も多いIP電話。2020年4月の新型コロナウイルス感染拡大の影響でテレワークが増加したことで改めて注目を集めています。そこで、今回はIP電話の仕組み、特徴、導入方法をお伝えします。

 

IP電話の仕組みとは


現在、IP電話が改めて注目されている背景には、冒頭でも触れたように新型コロナウイルス感染拡大の影響によるテレワークの増加があります。政府が発令した緊急事態宣言により、在宅勤務を基本としたテレワークは、感染症防止策として効果的ですが、電話対応が多い業種、部署には不向きです。それは、自宅では会社にかかってきた電話に出られないからです。

しかし、IP電話であれば、自宅でも個人のスマートフォンで会社にかかってきた電話を受信できます。

電話対応が多い業種でもテレワークが可能になるうえ、IP電話は導入が容易で、通信費の削減効果もあるため、テレワークを導入する企業が増加している今、大きな注目を集めているのです。

では、IP電話にはなぜ、そうした効果があるのかですが、それはIP電話の仕組みにヒントがあります。そもそもIP電話は電話回線ではなくインターネット回線を使って通話を行うサービスですが、それを実現するには主に次のような技術、機器を活用しています。

 

VoIP

ボイス・オーバー・インターネット・プロトコルの略称で、インターネット回線上で音声データをやり取りする技術です。IPはIP電話のIPで、インターネット上でデータをやり取りする際のルールを意味するもので、ルールに従い、音声データのやり取りをするための技術がVoIPです。

 

SIP

セッション・インターネット・プロトコルの略称で、呼制御(シグナリング)とも呼ばれる、電話の接続、切断するための処理を行う際に利用されるものです。

 

ゲートウェイ

ネットワーク通信を行う際、異なるコンピューターやインターネット間を中継するための機器です。日本語では玄関という意味を持つゲートウェイ、IP電話では、VoIPを利用するために使われるので、VoIPゲートウェイと呼ばれています。

 

これ以外にも技術や機器は使われますが、IP電話で通話を行う仕組みは、VoIPが音声をデジタル化した、IPパケットを作成。これをVoIPゲートウェイが通話する相手に送信します。この際、IPパケットを作成する前段階で、SIPに従い、相手のIPアドレス、ポート番号を割り出し、電話の接続を行います。そして、インターネットを通ったIPパケットは、相手のVoIPゲートウェイによって、音声信号に変換され、相手に音声として出力されます。このようにIP電話はインターネット回線を使って通話を行うため、接続工事不要なうえ、通信費も安く抑えられるのです。

 

 

 IP電話の特徴


IP電話は、インターネット回線を使って行う電話であることは理解いただけたと思いますが、それ以外にも次のような特徴があります。

 

通話料金が安い

前項でも触れたようにIP電話はビジネスフォンに比べ、インターネット回線を使用するため、通話料金が安いのが大きな特徴の一つです。

また、スマートフォンで直接、電話を受け取れるため、転送電話の料金がかからない、スマートフォンの内線化が可能なサービスを使えば、自宅や外出先とオフィス間で内線電話としても使えるなど、通信費削減に大きな効果があります。

 

種類によっては音声品質が高い

IP電話のデメリットとして、電話回線を使わないため、音声品質が悪いイメージが強いかもしれません。しかし、IP電話にもいくつかの種類があり、ネット環境に左右されはするものの、0AB-J型のIP電話であれば、固定電話並みの音声品質で通話可能です。

 

 

IP電話の導入方法とは


テレワーク導入に欠かせないIP電話ですが、導入にはいくつかの方法があります。そのなかでもビジネス用途で導入する際の方法を紹介します(ここではフレッツ光の050IP電話対応機器の導入を例に紹介します)。

 

利用条件の確認

IP電話はインターネットプロバイダや専用事業者が提供しているため、それぞれの事業者がフレッツで利用できるIP電話対応機器に対応したIP電話を提供しているかどうかを確認します。

 

IP電話対応機器、IP電話対応機器無線LANセットの申し込む

利用条件を確認し、問題なければ、IP電話対応機器とIP電話対応機器無線LANセットを電話やネットから申し込みます。

 

設定の後、対応プロバイダ、専用事業者へのIP電話サービスを申し込む

IP電話対応機器とIP電話対応機器無線LANセットを設置、ネット接続設定を行なった後、IP電話サービスを申し込みます。その後、プロバイダ、専用事業者から通知される設定情報をIP電話対応機器とIP電話対応機器無線LANセットに設定すれば、導入完了です。契約開始日より、IP電話サービスを利用できます。

 

 

 

まとめ


IP電話はテレワークの運用に大きく貢献しますが、サービスによってできることできないことが異なるため、自社にとってどういった機能が必要かをしっかりと確認したうえで、目的に合ったものを選択しましょう。

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